584 声聞くときぞ

日が短くなって夜が長くなる。
ここは奥山に違いないが、家のすぐそばで鹿が鳴いている。
こんなに近くで鳴くのは初めてだ。
人間と鹿は昔は里と山に棲み分けていたが、今は里で共存である。
鹿の鳴く音を聞きながら、物思いにふける。
まるで古典的感傷の世界だ。
鹿の鳴く音は、悲しい、哀しい、寂しい音がする。
ぴーと笛を吹くような。
さてそれはさておき、夜長となれば読書であるが、まるでそれが出来ていない。
読みたい本が積み上がるばかり。
寝しまにちらっとかじる程度しかできない。
読んでいるとすぐ眠たくなる。
アイパッドで無料アプリを使って、昔の本などを探すとあるわあるわ無料で読める本が。
漱石、鴎外、太宰、宮沢賢治など版権の無くなったのはいくらでもダウンロードして読める。
新しいのも金を出せば読めるのだが、試し読みみたいのがあって、少しだけけ読ませてくれるのもある。
キンドル版もアイパッド用のがあるのでダウンロードできる。
試しにナオミ・クラインのThis changes everythingをダウンロードしてみた。
結構長い文章が出てきた。
英文だから多分全部は読み切れないだろうが、少し読んでみたいと思う。
夜長だから音楽も聴きたいし本も読みたいし。
と思っているうちに、眠たくなって何も出来ぬうちに終わってしまう。
鹿はそのうちに鳴かなくなったが、夜中に出てきて恋のさや当てか。
さや当てはいいがまた子どもが増えると困る。
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プロフィール

Author:JAZZY
田舎親爺のつれづれ日記。記憶を記録に、記録を記憶に。
Jazz大好き、クラシックも大好き。
JAZZYは邪爺ことよこしまなじじい。
生き馬の目を抜くような世の中、ちょっと立ち止まりしゃがんでみよう。そして斜眼で見える世相を書いてみたい。

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