1598 一人の声・・・

s-一人の声

伊藤千尋著「一人の声が世界を変えた!」読了。
筆者の訪れた世界各地紛争地の変革していく様子を書いている。
他の著書ともダブルが南米の国々、アジアの国々、そしてヨーロッパ。
特に記憶に残ったのはチェコやルーマニア。
ルーマニアのチャウシェスクが崩壊するところは息をのむ。
まさに銃弾が目の前を飛び交うところで取材活動をしている。
そしてチャウシェスクが自分に有利な様子を演出するために1万人を前に演説をするのだが、集められた群衆はみんなチャウシェスクの側の人間。
何か反対の声をあげればよってたかって暴力を振るわれ、下手をすれば殺されるかも知れない。
しかしその中で一人の人間が死ぬ覚悟で「人殺し」と叫ぶ。
すると、それに呼応して「そうだ」の声。
そして次々にチャウシェスクを非難する声が大きくなり大合唱となる。
チャウシェスクはそこから逃げる。
最終的にチャウシェスクはとらえられて即決裁判で銃殺される。
この辺はうっすらと自分の記憶にもあるのだが、一人の声が波となってチャウシェスクを追い込んだことはしらなんだ。
まさに筆者がその場にいてそのことを目の前で見たことなのである。
追いつめられ追いつめられていくと人間はバネがぎゅーっと押しちじめられたときみたいに一気に力を出す。
底力だな。

他にもこれまで知らなかった紛争があった国々の実情を知ることが出来る。
まさに民衆の底力がどこでも発揮されていることを知ることが出来る。
「民衆を あなどって最後 失墜す」
「押さえれば 押さえるほどの 底力」
「銃弾の 下くぐり抜け 記者魂」
「真実は 銃弾下に 隠れてる」
「真実は 民衆側に 満ちている」0802
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プロフィール

Author:JAZZY
田舎親爺のつれづれ日記。記憶を記録に、記録を記憶に。
Jazz大好き、クラシックも大好き。
JAZZYは邪爺ことよこしまなじじい。
生き馬の目を抜くような世の中、ちょっと立ち止まりしゃがんでみよう。そして斜眼で見える世相を書いてみたい。

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