995 段ボールハウス

師走となり早3日。
小寒くなってきた。
寒くなれば心も寒くなり心寒いというか心細くなる。
シリアの難民や中東の難民を思うとき、やはり寒さに向かって心細さは自分の比でなく甚大だろう。
かくいう日本の中でも難民に似た状況の人たちもいる。
日比谷の年越しテント村ほか都市にはあちこちにテント村や段ボールハウス。
いつか5,6年前だったか冬場の首都へ行ったとき、東京駅の暗い路地でぼろをまとった一人の老人らしき人のたたずまいを見た。
地べたに座り込みお金を入れる缶を前に置き今にもつぶれ込みそうな姿勢でじっとしているのだった。
風が吹けば吹き飛ばされそうな、
雨が降れば流されてしまいそうな、
一つの物体に近い人間のたたずまい。
その存在はそのたたずまいに比して無茶苦茶自分にとっては重いものだった。
黙って通り過ぎるのか、何かしてやるのか。
お金を入れるのか、何か食べ物を買ってきて与えるのか。
それは一瞬、5、6秒の思考だったが結局何もすることなく通り過ぎてしまった。
勿論その後の足取りは重かった。
その後の老人はどうなったのだろう。
と、思い出すのはその後に2,3日ぐらいまでだった。
このような都市難民はおそらくその時よりは増えているであろう。
海外へ行き自分のポケットマネーのように金をばらまいてくるABよ。
新宿か渋谷の段ボールハウスで真冬に寝て見ろ。
金はどこに使うかが分かるだろう。
・・・あっと、分からないかもしれないな。1203
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Author:JAZZY
田舎親爺のつれづれ日記。記憶を記録に、記録を記憶に。
Jazz大好き、クラシックも大好き。
JAZZYは邪爺ことよこしまなじじい。
生き馬の目を抜くような世の中、ちょっと立ち止まりしゃがんでみよう。そして斜眼で見える世相を書いてみたい。

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