1019 戦後補償

韓国との慰安婦問題の決着がついているようでついていない。
ついたはずだったのに蒸し返されたというのが日本の立場。
それもこれもやはり戦後補償というか慰安婦問題含めてきちんとしたけじめを付けていなかったのが元であろう。
AB側としては今回限りでもう蒸し返してくれるなという確約を取り付けたいとしている。
AB側としては本音は謝罪などしたくないのがほんとのところだろう。
全面降伏的な決着だけはしたくないということである。
どちらにしても”決着”をつけたとしたら、ABの手柄として選挙に有利に働かせようという魂胆も見え見えである。
アメリカの機嫌もついでに取っておこうというところも見え見えである。
慰安婦問題が戦後70年もたっているのに解決していない。
と同じようにシベリア抑留問題もいまだに糸を引いている。
井上ひさしさんの「一週間」という小説は抑留問題を扱っている。
その中で分かることは、捕虜としてとらわれたときのソ連側の捕虜取り扱いの問題と、とらわれの身である日本側の問題も明らかにされている。
ソ連側は日本の軍隊の組織をそのまま使ったのである。
すなわち軍隊の階級をそのまま使って、上官と一般兵士とを区別したのである。
その結果、上官は食事等についても労働についても有利な扱いを受けたというのである。
国際法的には捕虜になった場合は捕虜の身分はすべてフラットになって区別されないとなっていた。
井上ひさしさんは、このことを日本の軍隊の上層部は知らなかったのかと怒っている。
シベリア抑留は抑留されるという理不尽の上に日本の階級をそのままにして取り扱ったという二重の理不尽の上になされたのである。
60万人という抑留者の内その1割が死亡。
その中にはこの階級が残ったが故に亡くなった人もいる。
とすれば、その補償は誰がするのか。
こちらもまだ戦後が終わっていないのである。1227
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Author:JAZZY
田舎親爺のつれづれ日記。記憶を記録に、記録を記憶に。
Jazz大好き、クラシックも大好き。
JAZZYは邪爺ことよこしまなじじい。
生き馬の目を抜くような世の中、ちょっと立ち止まりしゃがんでみよう。そして斜眼で見える世相を書いてみたい。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
welcome
検索フォーム
リンク