1196 短歌読む

草刈りをしてヒルに食われた。
氷で冷やし続けたらかゆくなくなった。

「世界」7で大口玲子(おおくちりょうこ)と鳥居(とりい)という歌人の短歌をみた。
大口はフクシマにいて311を経験、その後子どもと宮崎に移る。
鳥居は2才で両親が離婚、5年生の時目の前で母親が自殺、その後施設でいじめを受け、ホームレス生活もする。

大口の歌集「神のパズル」。
大口は原発を詠む。
「なぜ避難したかと問はれ『子が大事』と答へてまた誰かを傷つけて」
「もし夫が被曝して放射性物体とならばいかにかかなしからむよ」
「廃棄物処理して処理して処理して処理して処理してそののちのことわれは訊かざる」
原発でないもの
「産めと言ひ殺せと言ひまた死ねと言ふ国家の声ありきまたあるごとし」
「原発を売り武器を売るこの国に所属して我が紫蘇を摘む朝」

鳥居の歌集「キリンの子」。
「冷房を一番強くかけ母の体はすでに死体に移る」
「目を伏せて空へのびゆくキリンの子月の光はかあさんのいろ」
「爪のない指を庇って耐える夜『私に眠りを、絵本の夢を』」
「全裸にて踊れと囃す先輩に囲まれながら遠く窓見る」
壮絶な体験が胸を撃つ
「燃やされた戦地の人を知る刹那フライドチキンは肉の味する」
「昼顔の一輪ごとに閉じてゆく少年兵が見る母のゆめ」

鳥居本人と彼女の歌は3/17の「クロ現」最終回で取り上げられていた。
シールズも取り上げられていたがクロ現の意気を感じるものだった。

吉川のこの歌
「八月六日ののちの二日間それに似た時間を我ら生き続けおり」
9日までの二日間でナガサキを止められなかったこと、それと同じ状況がいま我々の周りにあるのじゃないか。
7月10日までの間のことだ。
流れてくる情報では3分の2阻止が危なくなっているとも。

「なぜ踊る ウソノミクスに だまされて」
「真実を 隠して嗤う 二枚舌」0624
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田舎親爺のつれづれ日記。記憶を記録に、記録を記憶に。
Jazz大好き、クラシックも大好き。
JAZZYは邪爺ことよこしまなじじい。
生き馬の目を抜くような世の中、ちょっと立ち止まりしゃがんでみよう。そして斜眼で見える世相を書いてみたい。

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