1308 テンペスト

s-bobud.jpg


「テンペスト」というボブ・ディランのアルバムから同名の曲を聴く。
13分余りの長い曲。
歌詞をよく見ると、タイタニック号の沈没のことを歌ったものであった。
4行の詩が延々と45番まである。
このアルバムの中では最長の曲であり、メロディも覚えやすくていい。
タイタニックが沈んでいく様子がいろいろ書かれている。
いわば死の物語である。
絶望の物語とも言える。
The watchman he lay dreaming
Of all the things that can be
He dreamed the Titanic was sinking
Into the deep blue sea

45編の中でwatchman=見張り番が4回ほど出てくる。
横たわって沈み行くタイタニックの夢を見るというのだ。
この見張り番が夢見るというのは沈み行く船に乗りながら沈んでいく船の夢を見るという。
絶望の上に切望を重ねるようなものだ。
タイタニックを、今の世界、今の地球にイメージしているのかも知れない。
詩は暗喩の世界である。

「沈み行く 今を夢見る 見張り番」
「絶望が 横たわっている 夢の底」
「海深く 人生模様 沈み行く」1014
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Author:JAZZY
田舎親爺のつれづれ日記。記憶を記録に、記録を記憶に。
Jazz大好き、クラシックも大好き。
JAZZYは邪爺ことよこしまなじじい。
生き馬の目を抜くような世の中、ちょっと立ち止まりしゃがんでみよう。そして斜眼で見える世相を書いてみたい。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
welcome
検索フォーム
リンク