1426 西脇詩

s-にしわき2

西脇順三郎のことを書き出すと止まらなくなる。
ような気がする。
大学3年の頃に出会って依頼ずっとである。
丁度卒業する頃、筑摩書房から全集が出始めた。
毎月それを買うのが非常に楽しみだった。
一巻3800円か4000円ぐらいだった。
今でもその値段は高いと言えるが、45,6年前の値段では相当高かった。
初任給が4万くらいだったから、一割ぐらい持って行かれたのだった。
それでも買おうとしたのだから好きの度合いは分かるだろう。
今は無くなった神田の大衆書房に予約注文したのだった。
とその前に訂正。
昨日かに書いた「アムバルワリア」という戦後に出た詩集は、正しくは、
「あむばるわりあ」
である、要するにひらがな書き。
この「Ambarvalia」「あむばるわりあ」という意味はラテン語で収穫祭的な農業の祭のこと、農業の女神をまつる儀式のことである。
で「Ambarvalia」という詩集の冒頭は「天気」なのであるがその前に「ギリシア的抒情詩」とある。
だから「天気」にしても「カプリの牧人」にしてもギリシアのかおりがするのである。
ほんとはその前にこの詩集の為の前書きと、大きく二つに分かれている見出しがついている。
見出しの方はLE MONDE ANCIEN
意味としては「古代世界」
もう一つの見出しはLE MONDE MODERNE
意味は「近代世界」
といくら説明したって面白くもない。な
3行詩は冒頭の2つだけだが後は6,7行から10行以上の詩が続く。
がつんと来るフレーズがいくつもあるのだが、全行を書き出すと長くなるので、その中の2,3行とか1フレーズにする。
LE MONDE MODERNEの中の最初の詩「馥郁たる火夫」から。
全部書き出したくなるが我慢して・・・・いややっぱり全編書かないと面白くないな。
でもやっぱり長いな。
この詩は非常にシュールな詩で読んでいて不思議な感触、しかもそのフレーズが読んでいるとひひひかはははか知らないが思わずおかしくて面白くてにやにやしてしまう。
のは自分だけかも知れないが、普通の詩を読んでいる人からすると、えー、これが詩?と思われるかもしれない。
だからシュールなのである。
と前置きが長くなったが、一行だけ。

間断なく祝福せよ楓の樹にのぼらんとする水牛を!

って可笑しくない?

「間断なく 祝福するよ 西脇詩」
「可笑しくば 笑えよその詩 永遠に」
「取り出した 詩集につかれ 半世紀」0209
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