1514 ブルックナー団

高原英理「不機嫌な姫とブルックナー団」を読む。
ブルックナーの伝記的な小説中小説を入れながら書いてある。
いわゆるオタクの物語であるがブルックナーの小説が面白い。
生涯独身、多くの若い女性に婚約を申し込むが全部断られる、性格は小心者でおどおどしている、ワグナーに認められたいために曲を献上するなど小説風にその情景が語られる。
交響曲第3番はワグナーに献上したものだが、初演を自分が指揮することになる。
だが、楽団員達にはぼろくそにいわれ曲は勝手に直されたりさんざんな目に遭う。
事実そういう風であったらしいがその練習風景などの描写はかわいそうなくらいだ。
オルガンは抜群にうまかった。
生活は大学の講師とか教授とかで最後は恵まれていたりする。
交響曲7番は大成功。
皇帝に誉められたりもする。
もてない男の切ない物語に現実のもてない男達(ブルックナーオタク3人=ブルックナー団)、と図書館員の女がブルックナーをはさんで展開するという物語であった。
ブルックナーを少しでも聴いたものなら面白い小説かも知れないが、知らない人にとっては面白くないだろうと思う。
ということで今日は3番を聴いて寝よう。
「壊憲は 人気俳優 気取りかよ」
「壊憲で 歴史に残る 悪名が」
「答弁を せずに新聞 読めだとは」
「答弁で ご用新聞 読めだとは」
「答弁は 新聞任せ そりゃ楽だ」0510
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生き馬の目を抜くような世の中、ちょっと立ち止まりしゃがんでみよう。そして斜眼で見える世相を書いてみたい。

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