1596 近衛秀麿

BSで2,3日前やった近衛秀麿のビデオを見る。
戦時中に海外で活躍していた指揮者。
近衛文麿の弟。
ベルリンフィルを初めて振った日本人。
などは知られていたらしいが、「ユダヤ人を救った指揮者」と言うことはあまり知られていなかった。
ポーランドのポーランド劇場でシューベルトの「未完成交響曲」をふるのだが、演奏家はポーランドにいた人達ばかりで殆ど寄せ集め。
彼らはユダヤ系ポーランド人。
練習もそこそこに振ったらしい。
聴衆はドイツ軍将校。
ドイツ軍とユダヤ人が相対している構図。
当時としては考えられない構図だ。
近衛はさまざまな方法を駆使してユダヤ人達を国外へ逃がしていたらしい。
番組では、その未完成交響曲をやったのだが、当時のポーランド劇場でポーランド人の演奏家を集めてやったのだった。
当時の演奏家達のサイン集(色紙のようなものに書いたもの=本物)を脇に置いてやったのだった。
なかなか凝った演出で思わずうるうるする。
重厚な感じの未完成の第1楽章を当時の様子を思い浮かべながら聴くとさらにうるうる。
兄の近衛文麿は戦後A級戦犯、服毒自殺だが、弟秀麿は戦後も指揮者などとして活躍。

未完成は昔よく聴いたが久しぶりに聴いてみてやはりいい曲である。
9番の「グレート」もよく聴いた。

余談、あれれ、なのにCDは1枚もないしレコードも持っていなかったのだ。
もう一つ余談で、高校生が選ぶ直木賞の1位に須賀しのぶ「また、桜の国で」があって、これがこのBSの内容と関係しているようで早速図書館に予約したのだった。

「戦時下に ユダヤ助けた 指揮者あり」
「未完成 悲しみ含む 重厚さ」0731
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