131125 倫理とは

池井戸潤の「下町ロケット」を読んでいる。
65ページにこんなことが書かれている。
「いいかよく聞け。この世の中には二つの規律がある。それは、倫理と法律だ。俺たち人間が滅多なことで人を殺さないのは、法律で禁止されているからじゃない。そんなことをしたらいけない、という倫理に支配されているからだ。だが、会社は違う。会社に倫理など必要ない。会社は法律さえ守っていれば、どんなことをしたって罰せられることはない。相手企業の息の根を止めることも可能だ。・・・」
どちらかというと大企業に近い会社のやり手のマネージャーが言った言葉だが、小説内では主人公側に対する悪役的なポジションである。
会社を政府に、相手企業を国民に置き換えるとぞっとしますね。
でも今や確かに政府にはまともな倫理観を持ったやつはいないし、まともな法律感を持ったやつもいないのでは無いかと思える。
ドイツの原発に関する倫理委員会というのがあったが、さすがである。
大戦後にナチスの戦争犯罪についてしっかりとした反省をした国民である。
それに比べてにぽんはうじうじといまだに反省し切れていないものが政権についている。
戦争犯罪者のじいちゃんを持つものが幅を利かせているのでは倫理もヘチマもない。
戦後体制で間違った道を歩んできたのは(と言うことが言えるならば)きちんとした反省が出来ていなかったことが大きいと思う。
それは国民性ではなく、為政者の倫理観の欠如のせいである。
倫理観の無いものに道徳の教科化や政府発行の教科書なんてチャンチャラおかしい。
秘密法案は山場を迎えたがいらいらが続く。
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田舎親爺のつれづれ日記。記憶を記録に、記録を記憶に。
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