140122 ボレロ

クラウディオ・アバドが亡くなった。
中日のコラム子は追悼?の言葉を寄せている。
その中から三つのエピソードが心に残る。
一つは彼が子どもの時ドビュッシーの夜想曲を聴いていて、そのとき舞台上から光や色が放たれ、絵が見える気がしたという。
二つ目は、彼が指揮者となってやったラベルのボレロの演奏では、クライマックスで、強烈な叫びが聞こえる。
演奏する楽団員たちが興奮のあまり上げたという雄叫びだという。
それほどまでに魔法にかけられたようになっていたのだという。
そして三つ目は、晩年胃ガンになって胃を全摘した。
しかし、彼は、「体の内部からの声が聞こえるようになった気がする。胃を失った代わりに、内なる耳を与えられたようなものだ。」と言ったという。
音楽家らしいエピソードだが、やはり常人では会得し得ない感覚があったのだろうと思う。
わたしが初めて彼の指揮の演奏を聴いたのは、勿論生でなくてレコードからだったが、ベートーベンの7番だった、と思う。
1970年頃かと思うが、力強い演奏だったように思う。
ピエール・ブーレーズが先かアバドが先かという時期だった。
アバドのボレロの演奏は聴いたことがないがその雄叫びが上がるところが是非聴いてみたいものである。
ボレロといえば映画にもなったが、あの映画もモーリス・ベジャールが振り付けたというダンスを見ながら聴くと最高に面白い。
もう一つ自分自身のことだが、このボレロを教えてくれたのは高校1年のときの友達の桑田君だった。
彼は今頃どうしているだろう。
クラシック好きだった。
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Author:JAZZY
田舎親爺のつれづれ日記。記憶を記録に、記録を記憶に。
Jazz大好き、クラシックも大好き。
JAZZYは邪爺ことよこしまなじじい。
生き馬の目を抜くような世の中、ちょっと立ち止まりしゃがんでみよう。そして斜眼で見える世相を書いてみたい。

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