340 ハンナ・アーレント3

ユダヤ人排斥問題について。
いわゆるレイシズムと言われるがユダヤばかりでなくほかの民族にもある問題である。
中国におけるチベットなど他民族、
ヨーロッパにおけるアフリカ系やイスラム系、
アメリカにおけるアフリカ系やヒスパニック系や黒人など、
日本における朝鮮、中国人など、がある。
でユダヤ人にだけ絞って考えた場合、
それはヨーロッパにおいては長い歴史がある。
その歴史の最終局面においてのナチとアウシュヴィッツ。
その中のアイヒマン問題を思うとき、悪の凡庸の一人である普通の人アイヒマンもまた当たり前のごとくユダヤ人を排斥することに対してなんの問題も感じることなくいたのではないか。
収容所送りに対してなんの良心の呵責も感じなかった。
たとえハンナが言うように想像力を働かせて彼らがガス室送りになるとしてもだ。
それは長ーい歴史の中で差別がしみこみ沈殿し、独裁者がそれアーリアンは優秀、ユダヤは殺せと言ったときふつふつと湧き出てきて思考方法を変えることもなく命令に従うことしかできなかった。
あるいはまた、まさにユダヤ人を憎々しく思い、ガス室送りを得々としてやれるという心境じゃなかったのか。
ハンナ・アーレントのいう思考することにより人間性を保つということは、ここを突き抜けなければできない。
すなわちユダヤ人を人間とみる。
ユダヤ人も人類の一員とみる。
人間は誰も自由で平等である。
ということである。
モラルの根本は人間性を問うことである。
ヒューマニズムである。
自由であり平等であるかである。
と思う。続く
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Author:JAZZY
田舎親爺のつれづれ日記。記憶を記録に、記録を記憶に。
Jazz大好き、クラシックも大好き。
JAZZYは邪爺ことよこしまなじじい。
生き馬の目を抜くような世の中、ちょっと立ち止まりしゃがんでみよう。そして斜眼で見える世相を書いてみたい。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
welcome
検索フォーム
リンク