347 リーダー



久しぶりに北へ向かった。
昔の私の通勤路である。
毎日40分かけて8年間通った道。
今日は晴天で雲がなく北の山々の冠雪が美しい。
教育フォーラムというのに行ってきた。
最後に講演で岩手陸前高田の長洞元気村の事務局長をしている村上さんの話。
311の直後の長洞地区の苦境とその後の活動の様子を聞く。
一言でいえば自治会としての助け合いがきちんとなされたので一つにまとまり工夫しながら活動が発展してきたということであった。
一言では言えないほどの経験したことのない災害を生き延びてこられたのだが、苦境に立たされたときの人間の有り様がどのようであらねばならないか考えさせられた話だった。
やはりそこにはリーダーが必要であると思った。
バラバラになりそうな集団を理知的にまとめていけるリーダー。
ただ引っ張るだけでなく、民主的な方法でやっていくということである。
長洞の人たちは自治会長などを中心に全員集会などをして集落作りに取り組んでいる。
最後にどうしても集団に入ろうとしない家もあったということも話された。
食料調達でそのとき地区に残っていた米を供出してもらったのだが、その家にも配るのかという問題が出たとき、村八分の話などをして配布をすることにしたのだそうだが、一種のわだかまりのようなものが残ったという。
その家の方は後日、他所へ移って行かれたそうである。
子どもたちの話がもっと聞きたかったが、直後の様子などを話された。
直後は道路の寸断もあり学校へは通えない状況だった。
そのとき、子どもらは自分たちで教え合いの学習を始めた。
子どもたちの様子を見て大人達が未来を感じ励まされたという。
特に高齢者。
高齢者に関わる話もされたが、高齢者を好齢者と呼び活動に喜んで参加できる仕組みや活動内容を工夫している。
逆境だからこそ負けず強くなる人間がいるということを311を通して知った。
しかし人間は所詮弱いもの、一人では生きていけない。
助け合いの中で集団を作りリーダーを中心に未来を切り開くこと。
昔からやってきたことだろうが、今現在の政治状況という逆境を思うとき、おいらたちはどうすべーかを考える。
負けない自分と負けない集団を作ること。
そして理知的リーダーをつくること。
出でよ新たな時代のマルクスよ。
出でよ新たな時代のコペルニクスよ。
出でよ新たな時代の宮沢賢治よ。
って岩手の宮沢賢治を思いだしてしまった。
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Author:JAZZY
田舎親爺のつれづれ日記。記憶を記録に、記録を記憶に。
Jazz大好き、クラシックも大好き。
JAZZYは邪爺ことよこしまなじじい。
生き馬の目を抜くような世の中、ちょっと立ち止まりしゃがんでみよう。そして斜眼で見える世相を書いてみたい。

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