552 ふふふ

井上ひさし氏が「ふふふ」という本を書いている。
思わずふふふとなる出来事を書いたエッセイ集である。
「ふふふふ」と言う続編もある。
どちらも読んだのだが、はや内容の方は忘れている。
ちょっといい話や皮肉を込めた話や笑いの中に蘊蓄を込めたような本だった。
ちょっといい話のちょっといい出来事はなかなかあるものではないが、このところある仲間からのメールで子どもたちのいい話を聞いている。
仲間の一人があるラジオ局でパーソナリティとなって毎週DJをかねて出演している。
彼は自分の出会った子どもたちのいい話をしているのだが、それをまたある仲間がユーチューブを通して聞けるようにしてくれているのだ。
いわば子どもたちのふふふである。
笑うというよりも泣かせる話である。
このところ涙もろくなった自分は聞いていて思わず胸きゅんで涙が出る。
子どもたちばかりでなく子どもを取り巻く大人や家族のこともある。
私が聞いて感動した話を一つだけ紹介する。
「一つの花」という話が国語の教科書にある。
その話の本読みの練習をある女の子が家でしていた。
そしたら隣の部屋から泣くような声がする。
それは女の子の曾おばあさんであった。
「一つの花」は戦争に行くお父さんをお母さんと小さな女の子が見送る話である。
その見送る場面のところを聞いていて泣かれたそうなのである。
その曾おばあさんも自分の息子を見送ったそうであるがやがて戦死されて帰って来る。
曾おばあさんは自分の経験と重ね合わせて涙なしには聞けなかったのであろう。
そこでその読んでいた女の子とそのお母さんは、曾おばあさんから戦争の時の話をその場で聞くことにしたそうである。
そしてお母さんは、夜、遅かったが、その晩のことがどうしても誰かに伝えたくて担任である先生に電話してきたという。
と言うような話。
このラジオ局は美濃加茂市のFMらら。
毎週火曜日朝7:20から
番組名「つよしくんの子どもばんざい」
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Author:JAZZY
田舎親爺のつれづれ日記。記憶を記録に、記録を記憶に。
Jazz大好き、クラシックも大好き。
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生き馬の目を抜くような世の中、ちょっと立ち止まりしゃがんでみよう。そして斜眼で見える世相を書いてみたい。

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