586 だらだら論

今日は雨。
ちょっといっぷくといったところである。
なんにもしないでボーとしていると、ある意味これぞ至福のときと感じる。
人生なんて屁のようなもんだ。
だらだらしていることが一番いい、という風なことをいった人がいる。
どうせ死ぬんだ、滅亡するんだ。
と。
40年くらい前に何故だかせっせと読んだ作家深沢七郎という人である。
「楢山節考」が有名だが、「風流夢譚」で物議を醸した。
風流夢譚後の彼の人生も山あり谷ありでおもしろい?が、その人生経験が滅亡的人生論みたいになって面白いのである。
笛吹川とか東北とか地方ものが面白かったが、彼の波乱の人生を基に書いた庶民ものというか人生案内ものというかそういうものも面白かった。
実際に聞いたことはないがギターもプロ級でうまかったし、変な農場を開いたり、今川焼き屋をやったり、プレスリーが好きだったり、ビートルズもジミ・ヘンも好きだったりとか変な老人だった。
反語的意味で人生だらだら論をぶったかもしれないが、当時の経済成長路線のなかで無茶苦茶働く姿というものに対しての警告のようなものだったと今更ながら思うのである。
今の経済至上主義、グローバル経済主義、新自由主義体制にあっては尚更のように反語的に響くが、変わったといえばやはり労働環境である。
非正規や派遣社員にはだらだら論は通じないかもしれないが、資本の上部というか1%には反語的に響くかもしれない。
あるいは非正規も含めて「だらだら」を全労働者に蔓延させたらどうなるか。
経済至上主義は破綻への道をたどるのではないだろうか。
などと今日は思ったのだった。
単なる夢か。
それこそ風流夢譚か。
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田舎親爺のつれづれ日記。記憶を記録に、記録を記憶に。
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