786 第二十九条

第二十九条 財産権は、これを侵してはならない。
○2 財産権の内容は、公共の福祉に適合するやうに、法律でこれを定める。
○3 私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用ひることができる。

財産権という言葉は通常あまり聞きなれない言葉である。
つまりは私有財産を認めるということである。
しかし、第2項では時としてそれが制限されることもあるよといっている。
すなわち公共の福祉に適合しないときは制限される。
山の中の農地を車の行き来するのに便利なように拡幅したいが、いくつもの所有者が入り組んでいる。
そのとき、みんなが便利になるようにするため(公共の福祉)俺はいやだというのは制限されるということか。
でもそういう例はいくらでもある。
一人でも反対があると行政は手を引くことが多い。
逆に無理やりごり押しでやっちゃうということもある。
公共事業の場合によくあることだ。
道路、港湾、ダム、空港などこれまでにごり押しはいくらでもあった。
現に辺野古もそうだ。
成田空港もそうだった。
ごり押しの場合もそうだが、いわゆるやっちゃう場合は第3項にあるように補償をする、と書かれている。
金を出すからやらせろというわけである。
戦時を想定したとき、この第2項第3項をもとに私有財産をごり押しで没収するということが問題になったことがあった。
第1項と2項3項は矛盾したことが書かれている。
財産権は侵してはならないが、公共の福祉のためなら侵すことが出来ると読めるのである。
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